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公開日:2022.12.09
伊勢原素人落語大会
喜楽亭笑吉さんに栄冠
県内外から総勢54人が出場
アマチュアの落語家が古典落語を披露して競い合う「第二回伊勢原素人落語大会〜大山詣りのまちで〜」が12月3日、市民文化会館で行われ、川崎市から出場した喜楽亭笑吉さんが優勝に輝いた。
大会は、日本遺産認定のまち伊勢原で古典落語を通じて笑いの力で地域に元気を取り戻そうと、市民らで組織する実行委員会(旗川英明実行委員長)が主催、今回で2回目の開催となった。
この日は、県内外からアマチュアの落語家54人が伊勢原に集結、3会場で行われた予選を通過した上位6人が、小ホールに設けられた高座に上がり、一人10分以内で得意の一席を熱演した。
審査は、市内下糟屋出身の三遊亭遊吉さんをはじめ、東大竹出身の金原亭馬玉さん、板戸出身の昔昔亭喜太郎さん、秦野市出身の春風亭一左さん、旗川実行委員長が務めた。
決勝には、笑吉さん、猿楽亭あんみつさん、麹家マンダムさん、花伝亭武留さん、甘味家大福さん、狐々亭さえの助さんが進出、得意の演目を披露し、会場を笑いの渦に巻き込んだ。
優勝した笑吉さんは、『祇園祭』の演目を披露し、審査員からは「『祇園祭』はやる人を選ぶ難しい落語。京言葉のはんなりした雰囲気や江戸っ子の切れのいいところを淀みなく演じられ、大変聞きやすかった」と評価された。
表彰式で旗川実行委員長から賞状と賞金を受け取った笑吉さんは、大会を開催した実行委員会に感謝を述べ「皆さんのおかげで受賞することができました。ありがとうございました」と笑顔で語った。
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