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伊勢原 文化

公開日:2023.02.10

市内神社で節分祭
コロナ禍で規模縮小も

 2月3日の節分に合わせ、市内の神社では「節分祭」が執り行われた。

 大山阿夫利神社

 94回目となる大山阿夫利神社(目黒仁宮司)節分祭。第1部は講社関係者、第2部には講社以外の篤心者約140人が出席。拝殿では祝詞奏上に続き、四方の邪気を祓う同社の特殊神事「弓鉾の神事」と、金銀の豆を撒く「打豆」などが厳かに執り行われた。

 その後、出席者らは拝殿前に移動、豆まきを行った。目黒宮司は「コロナ禍ではありますが新しい年が、明るい1年となるよう心よりお祈りさせていただいた」と述べた。

 三之宮比々多神社

 三之宮比々多神社(永井武義宮司)では午前、正午、午後と3回に分けて節分追儺祭を実施。神社関係者や地元自治会長らが参加した。

 社殿で神事が行われ、宮司による祝詞の奏上のあと、天地四方の災いを払うために神職が弓を弾く「鳴弦の儀」などのほか、鬼退治をする「鬼やらい」も行われた。

 コロナ禍を鑑み、昨年に続き豆まきは規模を縮小して実施。正午と午後の部には高田川部屋の力士も登場し、参加者とともに豆まきを行った。

伊勢原大神宮

 「大神宮さん」の愛称で親しまれている、市内伊勢原の伊勢原大神宮(宮本佳昭宮司)。

 コロナ禍のため同神社でも昨年に続き、規模を縮小。神社関係者ら約30人が参加した。

 拝殿では宮司による祝詞の奏上や巫女による舞の奉納などが行われた。

 神事の後、神職から「鬼はいないので福は内のみで」などと説明を受けた参加者は、境内で宮司と開運や厄除け、健康などを願い元気な声で豆まきを行った。

高部屋神社

 下糟屋の高部屋神社では地域の子どもたちに伝統文化を知ってもらおうと、成瀬小学校の1・2年生を招いて節分祭を実施した。能條幸夫氏子総代が「節分は鬼を追い出し幸せを招く行事。皆で力を合わせ元気よく鬼を退治して」と呼びかけ、太鼓の音とともに鬼が登場。クラスごとに「鬼は外」と叫びながら鬼に豆を投げ、周りの児童から「がんばれ」の大合唱が境内に響きわたっていた。

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