伊勢原 社会
公開日:2023.05.19
大山小で不審者侵入訓練
教職員が取り押さえ
市立大山小学校(海野真一郎校長)で5月11日、不審者対応訓練が行われた。
伊勢原警察署と合同で行われた同訓練。今年3月、埼玉県内の中学校で刃物を持った男が侵入する事件が発生したことを受け、実効性の確保を目的に行われた。
この日の訓練は不審者に扮した警察署員が非常口から校内に侵入したことを想定。校内放送で不審者の情報を連絡した後、教職員が児童を非常階段を使って体育館へ誘導した。
一方、不審者は校長らが声掛けで応対し、昇降口に誘導。刃物を取り出した不審者に対し、さすまたやほうきなどで取り押さえ、駆け付けた警察署員が取り押さえた。
海野校長は「子どもたちの避難誘導はスムーズにできたのでは。刃物などを持っている可能性がある不審者との距離感は、再度検証が必要だと思う」と感想を語った。
体育館に避難した児童は、不審者から身を守る訓練を実施。警察署員やスクールサポーターらとともに鬼ごっこ形式の「危ない時に備えてのトレーニング(あぶトレ」を体験。ほかにも不審者に声をかけられた際に大きな声を出す練習なども行った。
「あぶトレ」とは
子どもを襲う犯罪者の多くは、20m追いかけて捕まらなければ諦めるとの研究結果から、5〜6秒の時間を確保するための訓練。今回は鬼ごっこ形式で行われた。
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