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公開日:2023.06.30
伊勢原高校
伊藤選手が全国へ
ビームライフル女子部門
伊勢原高校ライフル射撃部に所属する伊藤彩惠選手(3年)が6月18日、伊勢原射撃場で行われた「県高等学校総合体育大会ライフル射撃競技兼全国高等学校ライフル射撃競技選手権大会神奈川県予選会・ビームライフル女子の部」に出場。合計623・7点で3位になり、7月28日(金)から広島県内で開催される全国大会への切符を手にした。
ビームライフル種目は、10m先に設置された的を目掛け、電子ビームを1シリーズ10発照射し、45分間で6シリーズ、60発の合計点で競われる。1発ごとに的の中心からの距離に合わせて得点が付与され、合計点で勝敗を決める。
同種目女子の部には県内から42人が出場。伊藤選手は623・7点で3位に入賞し、全国大会出場を決めた。「もうちょっと記録を伸ばせたと思うので悔しい」と振り返る。
自己ベストを3点伸ばす
今月10日には関東大会にも出場した伊藤選手。大会では4位になり、県代表で出場した4人中、最高位という好成績を残し、上向き調子のまま今回の予選会に出場した。
自己ベストを629・6と、1カ月で3点以上伸ばして迎えた今回の県予選会。「銃を構える設定を変えて記録が伸びた。県予選会や関東大会などに出場したことで、だんだん試合に慣れたことも大きい」と話す。
最高点の的の中心は、シャープペンシルの芯の直径とほぼ同サイズのビームライフル種目。少しのズレが大きく射撃に影響することから、「足元が揺れても正確に射撃できるようなトレーニングを繰り返した。目標は8位以内に入りファイナルに出ること。高校最後の大会なので悔いのないように頑張りたい」と意気込みを語った。
まなびや基金で寄付呼びかけ
県は県立学校などの教育環境整備の推進に多額の財源が必要なことから、自主財源確保のため「神奈川県まなびや基金」を創設。県民、企業、同窓会など幅広く協力を求めている。
同部は2016年の創部以来、関東大会や全国大会にも出場し部員の士気は高いが、銃や的、競技用のコートなどは高額で容易に購入できないことから、昨年4月に事業に参加。130万円を目標に設定し、備品一式の購入に充てたい考えだ。
顧問の斉藤芙由未教諭によれば、同部の所有する銃は4本で的が3つ。コートも旧式で公式戦には使えず、試合の際は他校から借用しているという。同部への寄付は、県ホームページの「神奈川県まなびや基金」から申し込みができる。
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