戻る

伊勢原 トップニュース社会

公開日:2023.07.14

アマチュアビリヤード
L.Acafeが世界へ
関東大会初出場で優勝

  • 前列左から小宮山秀幸さん、比嘉さん、小林さん、小宮山沙樹さん後列左から宮城さん、小宮さん、佐藤さん、滝川さん(BilliardsDays提供)

 アマチュアビリヤードリーグの大会「関東エリアチームチャンピオンシップ」がこのほど川崎市内などで開催され、市内板戸のビリヤード&ダーツバー、L.A cafeチームが9ボールA部門で優勝。8月にラスベガスで開催される世界大会への出場を決めた。

 関東エリア37チームがトーナメント形式で争い、1試合5人づつで対戦した同部門。L.Acafeメンバーは、同店オーナーでリーダーの小宮裕樹さん(38)をはじめ、キャプテンの比嘉ゆり子さん(42)、小宮山秀幸さん(28)、小宮山沙樹さん(28)、宮城調慎さん(22)、滝川恭宣さん(54)、小林拓弥さん(35)、佐藤英治さん(53)の8人。会社員や経営者、店舗スタッフなど経歴も年齢も様々な同チームは、1年を3シーズンに分けて行われる地区予選を突破して、同大会に出場を果たした。

 トーナメントでチームは、初出場ながら順調に勝ち進み、勢いそのまま決勝まで上り詰めた。

 迎えた決勝戦は5人目までもつれる一進一退の接戦となったが、5人目の滝川さんが勝利を呼び込むショットを決め、うれしい初優勝を飾った。

 リーダーの小宮さんは「ベテランがキャリアの浅いメンバーを引っ張るなど、チームワークの良さが勝利の要因。ラスベガスでは優勝目指してがんばりたい」と意気込みを述べた。優勝がかかるプレッシャーのなかで決めた滝川さんは「人生で一番のショット。入った瞬間泣きそうになった」と喜びを語った。

 ビリヤードを始めて間もないという小宮山秀幸さん、沙樹さん夫妻は「先輩のアドバイスのおかげで優勝を味わえた。初心者でも勝つことができるのがこの大会の魅力のひとつ。良いチームに入れてもらえてうれしい」と話した。

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS