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公開日:2023.07.21

ベスト4突破し日本一目指す 石田JVC
通算8度目の全国に挑む

  • 県大会を制して全国出場を決めた石田JVC

 8月7日(月)から東京体育館他で開催される「第43回全日本バレーボール小学生大会」に今年創立25周年を迎えた石田ジュニアバレーボールクラブ(石田JVC/河野仁司監督)が神奈川県代表として出場する。通算8回目の出場は県内男子チームでは最多となる。

 石田JVCは5月に行われた同大会平塚地域予選会で比々多小をストレートで破り、県大会へ進出。6月18日と24日に行われた県大会では初戦で川崎のLittle Riseを圧倒、2回戦では横浜地区2位のASKBOYSを破り、準決勝へコマを進めた。強豪藤沢クラブとの準決勝、横浜1位で第1シードを破って勢いに乗る港北ブレイズとの決勝と、いずれも粘りのバレーで接戦を制して、全試合ストレート勝ちで全国の切符を手にした。

 勝利の瞬間はコートに歓喜の輪が広がり、セッターで主将の迎奏介くん(厚木市立上依知小6年)は河野監督のもとに駆け寄り、優勝の喜びを分かち合った。迎主将は「すごくうれしかった。ちょっと泣いちゃった。全国では日本一を目指したい」と語った。

 トップチームの指導にあたってきたのは同チーム12期生OBである田代大成コーチ。スタメンは6年生2人、5年生3人、4年生が1人で平均身長は150cmを下回る。チームは絶対的なエースはおらず、圧倒的な攻撃力や守備力もないが、サーブから始まるトータルディフェンスから全員で1点を取るスタイルが特徴だ。田代コーチは「パスを大事にし、選手一人ひとりがその重要性を理解し練習に取り組んでいる。頭でプレイすることを心がけている」と話す。

 現在、伊勢原市を中心に、平塚市、厚木市、茅ヶ崎市、寒川町、相模原市の小学生23人が在籍し、石田小学校を拠点に活動を行っている。

 石田JVCはこれまで全国大会で4度のベスト8進出を果たすもベスト4の壁が破れなかった。今回は5度目のベスト4チャレンジから、チーム一丸となって日本一を目指す。

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