伊勢原 社会
公開日:2023.08.04
お薬師様の飴発売
祈祷した後に順次発売
伊勢原うまいもの遺産創造委員会(柏木貞俊会長)が新商品「伊勢原 日向 薬師のど飴」を発売。7月26日に日向薬師(内藤京介住職)で発表会を行った。
日本遺産ブランドを生かした新商品の開発を、地元事業者と協働で取り組んでいる同委員会。市内で飲食店を運営する(株)セゾオン(片瀬敏行代表取締役)が開発した。
開発したのど飴は、市の花である桔梗の根を含む3種類の生薬(甘草・陳皮)と市内産の蜂蜜を100%使用。日向薬師で祈祷を行い販売する。
開発の背景には、同薬師には目立った名物がないことから、身体の不調全般に効験があるお薬師様にあやかり、始めに不調が出やすい喉に着目し開発を進めたという。
発表会には柏木会長、内藤住職と同社の小松哲彰取締役らが出席。柏木会長は「継続は力なりで、今後も事業者同士で力を合わせ、伊勢原ならではの商品を生み出していけたら」、内藤住職は「お薬師さまの功徳を飴に注いだものなので、一人でも多くの方にご賞味いただきたい」、小松取締役は「すっきりとした蜂蜜の甘さで食べやすい飴に仕上がった」とそれぞれコメントを寄せた。
同委員会で開発された商品は、売上の1%が市文化財の保護・周知のために寄付される。
商品は1袋650円(税込)。初回販売数は1300個で、日向薬師と駅ナカクルリンハウスなどで販売中。
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