成瀬小学校(今井仁吾校長)で11月10日、「お米のセレモニー」が行われた。当日は米づくりに協力したJA湘南四葉会成瀬支部の田中進さんや杉田和雄さんらが同校を訪れ、約100kgの米を届けた。
同小5年生は社会科の「米づくりのさかんな地域」の学習の発展として下糟屋の実習田で米づくりを20年以上にわたり行ってきた。6月には田植えを行い、水の温度や土の感触などを実感、10月には鎌を用いて稲を手で刈り取る作業などを行った。その際には、児童らがコンバインに乗車するなど、貴重な体験も行われた。収穫された米は乾燥や籾すりなどの精米作業を経て、この日のセレモニーを迎えた。
田中さんは「今年は暑い夏だったが、無事にお米ができた。多くの人たちの協力で良い経験ができたと思う」と話し、杉田さんは「皆さんが体験した田植えや稲刈り以外にも米づくりは年間を通して様々な作業を行っていることもぜひ知ってもらえれば」と語った。
田中さんと杉田さんには5年生の代表児童から感謝の手紙が贈られた。今井校長は「実際に体験することで、児童たちが授業で学んだことが実感を伴う理解になったと感じている」と話した。
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