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伊勢原 文化

公開日:2025.05.30

管絃と舞楽の世界に酔う
比々多神社でまが玉祭

  • 社殿で披露された舞楽

  • まが玉作りに集中する参加者

 三之宮比々多神社(永井武義宮司)で5月24日、25日に「第35回まが玉祭」が行われた。

 日本文化の伝統継承と地域活性化の行事として行われ、「みどりの杜の文化の祭典」として広く市民から愛されている。

 境内ではダンスや居合道、大正琴、日本舞踊など多くの団体やアーティストらが出演。ほかにも神社敷地内にはキッチンカーや農産物の販売、菓子組合などの模擬店も出店し、祭りの盛り上げに一役買っていた。

 子どもから大人まで毎回人気のまが玉作り体験コーナーには、終日多くの親子連れで賑わいを見せ、笑顔と笑い声が絶えない場所になっていた。

 24日には奉告祭が行われ、永井宮司が参加者らにあいさつ。その後、雨が降り出しそうな天候を考慮して、社殿で横浜雅楽会による「管絃と舞楽の夕べ」を開催。

 幻想的な雅楽の音色が響くと一気に空気が変わり、詰めかけた100人ほどは皆、古より伝わる伝統文化の舞楽に酔いしれていた。

 管絃と舞楽を鑑賞した人からは「素晴らしい、なかなか見られないものを見られて良かった」と話していた。

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