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公開日:2025.08.01

心嘉会館
空手キッズが全国へ
桜台小の高梨、小泉選手ら

  • 前列中央左から高梨選手、小泉選手、後列左から渡部選手、松田選手、山田選手、内田選手

 伊勢原市や平塚市を拠点に活動する空手道場「心嘉会館(浜田仁示館長)」の選手が、このほど行われた関東甲信越地区硬式空手道選手権大会で準優勝や上位入賞するなどの活躍を果たし、8月23日(土)、24日(日)に代々木第二体育館で開催される第39回全日本硬式空手道選手権大会への出場権を獲得した。

 約600人の選手が全日本選手権出場をかけて、形と組手の2部門で競いあった関東甲信越大会。小学生組手部門は試合時間1分半で、ダウンを奪うか、ポイント差で勝敗を競う種目。同館からは伊勢原市内在住の高梨拓斗選手(桜台小3年)、と小泉瑠璃選手(同4年)が組手でそれぞれの学年の部に出場。両選手ともあと一歩のところで及ばず準優勝を果たした。中でも高梨選手は決勝戦、2回の延長の末、1ポイント差で敗れ「悔しい。もう少しスムーズに動けたら良かった。緊張していたのかもしれない」と振り返り「全日本選手権では優勝したい。自信はある」と力強く語った。小泉選手も「あと一歩だった。相手の方が強かったということ。全日本選手権では優勝をめざしたい」と語った。

家族を守る夢の実現のため

 万が一の時に家族を守れるよう強くなりたいと幼稚園年長から空手を始めた高梨選手。昨年は世界大会にも出場していて「試合で戦っている時が一番楽しい。勝つともっと楽しい」と話す。

 小泉選手は小学校2年生の時「警察官になりたい」と空手を始めた。「稽古は辛いけれど、友だちや仲間がたくさんできて、みんなと一緒にいられるのが楽しい」と語った。

 回し蹴りと上段への突き技が得意とする二人。浜田館長は「出場する全員が優勝を狙える位の力はある。さらに稽古を重ねて選手権に臨みたい」と意気込みを語る。

 関東甲信越大会などの結果、道場から7人が全日本選手権に出場する。大会の結果は以下の通り(敬称略)

【組手・男子の部】▽準優勝/高梨拓斗(小3)、▽3位/松田裕真(小5)、【女子・組手の部】▽準優勝/小泉瑠璃(小4)、▽3位/山田一歌(小5)、内田ゆあ(高3)

【埼玉県大会・組手男子2部+70kg】▽3位/渡部直之(一般)

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