伊勢原 教育
公開日：2025.08.06
比々多地域学校協働活動
夏休みの思い出に
親子で椅子作りを体験
比々多地域学校協働活動推進員による夏休み親子工作教室が７月26日、比々多小学校で行われ、40人ほどの親子らが参加した＝写真。
親子で共に汗を流して工作を楽しみ、ものづくりの楽しさを知り、夏休みの良い思いでづくりにすることを目的にした同教室。運営側も参加者も一体となって楽しめるイベントを目指して会場準備や片付けもみんなで一緒に行うことがコンセプトになっている。
この日は川戸工務店（伊勢原市串橋）の川戸光久代表取締役社長が講師を務め、椅子を制作。川戸さんが黒板に絵で説明しながら、実際に作業の手本を示すなどの指導を行い、参加者らは慣れない手つきで板を組み合わせ、くぎを一本一本慎重に打ちこんでいた。
参加者の様子を見守っていた川戸さんは足の長さがまちまちで不揃いになっている人もいたが、それも手作りならではの味。良い思い出になるのでは」と話す。
椅子を作り終えた参加児童からは「座り心地は結構良い。そんなに難しくなくて作っていて楽しかった」と笑顔を見せた。同推進員の飯島大輔さんによれば、木材は川戸さんが購入したものを活用（参加料で支払）。かなづちやのこぎり、作業台なども湘央建設組合から川戸さんが借りたものを使用したという。
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