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公開日:2025.08.22

伊勢原市
子育てムービー制作
こどもみらいプラザ100日を記念

  • こどもみらいプラザで母子手帳をもらう場面を再現したシーン(伊勢原市)

  • 萩原鉄也市長と星さん一家(記者会見の様子)

 伊勢原市は、子育て支援の拠点「こどもみらいプラザ」の運用開始100日を記念し、子育てプロモーションムービー「あなたが生まれて100日」を制作した(約4分)。若い夫婦の視点から、初めての育児に奮闘する日々と未来への思いを描き、市の支援施策や市内の風景をさりげなく盛り込んだ内容となっている。

 この動画に出演したのは、市内に住む星さん一家。母親の佳苗さんは伊勢原生まれの伊勢原育ちで、生粋の伊勢原っ子だ。子育て支援センターの事業に参加していた際、今回の企画にぴったりの存在として市が依頼し、協力を得た。動画の公開日である8月7日が、赤ちゃんの瑠美奈ちゃんの生後ちょうど100日であったことから、市は素敵な縁を感じ、父親の俊輔さんと共に、一家を記者会見にも招いた。

 主な撮影場所はこどもみらいプラザと星さん宅で、大山などの伊勢原の風景も登場する。動画は、おむつ替えのシーンで市が支給したおむつをさりげなく映し出すなど、プロモーションを前面に出しすぎない工夫が凝らされている。また、市の職員も出演し、市の姿勢や魅力を伝えている。

 企画の中心を担った市こどもみらい課の清野歩さんは、ムービーが「行政らしくない、等身大の姿」を表現していると話し、見た人が「こどもみらいプラザに行ってみたい」「子育てで悩んでいるのは自分だけじゃない」と感じ、救いの一助となることを願って制作したと語った。

「もう100日、まだ100日」

 動画は「もう100日」「まだ100日」という言葉を通じて、子育てに奮闘する夫婦の思いと、支援拠点を整えてまだ始まりの段階である市の姿勢を重ね合わせ、未来へ向かうメッセージを込めたものだ

 動画の公開後、星さん一家によると、友人からの反響が多く、「内容が泣ける」「共感できる」といった声が寄せられたという。また、おばあちゃんが孫を抱っこするシーンが特に喜ばれ、家族にとっても良い記念になったと語った。

 この動画は伊勢原市の公式YouTubeチャンネルで公開されているほか、広報いせはらや公式SNSを通じて広くPRされる。

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