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公開日:2026.01.09

市税総体では増収に期待
萩原鉄也市長 新春インタビュー後編

  • 「伊勢原の将来にとって今後10年が大きなチャンス」と捉える

 ――市長が考える、伊勢原のポテンシャルとは

 伊勢原は神奈川県のほぼ中央に位置し、都心や観光地へのアクセスが抜群に良いまちです。昨年度は、伊勢原駅に停車する小田急電鉄のロマンスカーが増便されました。また新東名高速道路伊勢原大山ICや厚木南ICの開設により、圏央道を経由した北関東、東北方面等への利便性も高まっています。

 このような立地でありながら、大山・日向に代表される歴史文化や豊かな自然に恵まれ、比較的温暖な気候で、県内の他地域と比較しても降雪が少なく、居住に適した暮らしやすいまちです。

 市の象徴でもある大山は、古くから山岳信仰の地として崇められ、「大山詣り」のストーリーが日本遺産に認定され、今年10周年を迎えます。紅葉シーズンなどには、国内外から多くの観光客が訪れ、賑わいを見せます。

 また、本市が保有する文化財数は県内2番目に多いことからも、引き続き、日本遺産を核とした観光振興策の充実を図るとともに、これまで活用されてこなかった歴史文化遺産の掘り起こしや、それらを含めた新たな観光資源の創造・活用を進めてまいります。

 大規模基盤整備事業をはじめ、今後10年は、将来の伊勢原を形作る上で、大きなチャンスであると捉え、これらの伊勢原がもつポテンシャルを最大限に発揮できるよう、地域の皆様のご協力を頂きながら、魅力的なまちづくりに取り組んでまいります。

 ――2026年度の予算編成、市税収入の見通し、新規事業の予定についてお聞かせください

 国内景気は、雇用・所得環境の改善が見られる中、緩やかな回復が続くものと見込まれます。しかし、長引く物価高騰や、アメリカの政策動向、金融資本市場の変動等による市民や市内事業者への影響が懸念されているところです。

 こうした状況から、市税収入については、給与所得の増等による個人市民税の増収が見込まれる一方で、法人市民税については減収が見込まれますが、市税総体では一定程度の増収を期待しているところです。

 厳しい財政状況が続く中ではありますが、新東名高速道路の全線開通や、伊勢原大山IC周辺における産業用地の土地利用の開始など、まちづくりを取り巻く大きな変化を的確に捉えていきたいと考えています。

 現在、予算編成に全力で取り組んでいるところですが、「行政経営」という視点の下、これまでの常識にとらわれることなく、大胆な発想や知恵と工夫でこの難局を乗り越え、まちの魅力を高め、本市の未来の創造につながる施策を力強く進めてまいります。

 ――市民への新春メッセージをお願いします

 本年は午年です。「住みたい・住み続けたいまち伊勢原」の実現に向け、着実に取り組みを進め、未来に向かって力強く前進する「駿馬」のごとく、本市が大きく飛躍する年になればと願っています。

 最後になりますが、すべての市民の皆様にとって、本年が素晴らしい1年でありますよう、心からお祈り申し上げ、新年のご挨拶といたします。

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