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愛川・清川

公開日:2013.03.08

体罰調査で県が速報

 神奈川県は3月1日、部活動や学校生活での体罰根絶に向けて行った実態把握調査の集計速報を発表した。調査は全県立学校の教職員と児童・生徒、保護者が対象で2月15日現在。



 教職員向け調査は全県立学校171校で実施。本人申告で殴る蹴る叩くなどの行為が41件。押す・つかむ・物を投げるなどの行為が29件だった。



 児童・生徒保護者向け調査では2378件の回答があり、この内体罰を受けたは21件、体罰を受けた及び見たが36件だった。



 また、保護者欄には「指導方法に関する意識改革をしてもらいたい」「言葉の暴力も調べてほしい」「顧問への恐怖心や大会出場停止を心配し、学校や部活名等、真実を書くことができない」など675件の記載があった。



 県では明らかに体罰を行っていると思われる事案については既に調査を開始。その他の事案については、順次事実確認の上、詳細を報告するよう校長に指示。その報告を受け、調査を行っていくという。

 

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