国道246号バイパス線 建設促進へ議員連盟が発足
厚木秦野道路(国道246号バイパス)の建設を促進させようと、厚木市・伊勢原市・秦野市の市議会議員66人が4月9日、議員連盟を立ち上げた。この日、厚木商工会議所で行われた設立総会では、3市の議員が連携して、国や神奈川県などへの要望活動や情報交換に努めることなどを確認した。
厚秦道路は、慢性的な交通渋滞緩和に向け、1996年に都市計画決定された自動車専用道路。厚木市中依知から伊勢原市を経由し、秦野市八沢までを結ぶ延長29・1Kmだ。これまでに、厚木市内の3・6Kmと伊勢原市内の4・8Kmが事業化。今年度は、伊勢原市善波から秦野市西大竹までの5・2Kmが新たに事業化された。道路の供用開始時期は現在のところ未定。
議員連盟は、厚秦道路が建設される3市議会の議員が、道路の早期全線着工を推進するために、自治体間の垣根を越えて発足。昨年8月から準備を進めてきた。会員は厚木市25人、伊勢原市18人、秦野市23人の総勢66人。さらに、3市に関わる3人の衆議院議員が顧問に、6人の県議会議員が参与に就任した。
この日の総会では、51人の会員が出席し、役員の選出や会則、予算などを協議し承認。3市の市長や議長、担当部課長等で組織する建設促進協議会とも連携し、国などに要望活動を実施していくことが決議された。
会長に選出され挨拶に立った厚木市議会の小島一郎議員は「東名や新東名、さがみ縦貫道路とも連結し、県央地域の交通ネットワークの強化・円滑化を図る上で重要な道路。積極的に活動していきたい」と意欲を述べた。
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