愛川・清川版 掲載号:2016年11月18日号 エリアトップへ

瑞宝双光章を受章した 熊坂 直美さん 愛川町中津在住 70歳

掲載号:2016年11月18日号

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教育はライフワーク

 ○…昨年10月に12年間務めた愛川町教育長を退任。悠々自適な日々に飛び込んだ朗報に「驚きです」と笑顔。教育長時代は常にスケジュールに追われる日々だった。「今日はあれをやって、明日はこれをやって、みんなが上手くやれるように、常に考えていなくてはいけないからね」。重責を肩に感じる日々から解放されたが、登下校の見守りボランティアや小学校での子ども遊び塾の指導など、子どもたちにかかわることは、今も自身のライフワークだ。

 ○…中津で生まれ、中津小、愛川東中から厚木高校へ。曾祖父の代から続く教員家系。「子どもの頃は漠然と過ごしていた」というが、高校卒業時に進路を選ぶ時には自然と教員の道へ。「父は何も言わなかったけれど、やっぱりホッとしていたんじゃないかな」と柔和な表情に。伊勢原市や厚木市での教員経験を経て、40代で愛川町へ。高峰小学校で教頭を、中津第二小学校では校長を務め、57歳で教育長に。

 ○…教育の主役はあくまで子ども。「指導の方針や考え方には時代の流行もあるが、大人の都合ではなく、子どもたちにとって何が一番いいのかを忘れてはいけない」と言葉に熱がこもる。教育長として取り組んだ大きな仕事に、町立中学と愛川高校による中高一貫教育体制の構築がある。中高での共同授業や会議などで交流を図る県下でも珍しいシステムで、地元に密着した高校のあり方として今や地域に定着している。最近は登下校の見守りをしていると、子どもたちが減っていることを実感するという。「豊かな自然に囲まれ、子どもたちがのびのびと育つことが愛川の良い所」と話す一方、「ここ一番頑張らなければいけない時に、くじけない心を持ってほしい」とエールを送る。

 ○…次男は横浜に住み、自宅は夫人と長男の3人暮らし。長男は厚木市の教育委員会で働き、自身と同じ教育の道へ。現役の頃には連休はなかなか取れなかったが、これからは夫人との美術館めぐりや旅行も楽しみ。「いつも気をつかってくれる。感謝しかないね」と愛妻家の一面も。

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