愛川・清川版 掲載号:2019年3月8日号 エリアトップへ

清川村長に就任した 岩澤 吉美さん 清川村煤ヶ谷在住 62歳

掲載号:2019年3月8日号

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丁寧に 一歩一歩

 ○…初登庁の2月18日から2週間。村長の執務をこなしながら、連日近隣市町や県庁など就任挨拶で飛び回る。「先輩の首長から知恵をいただいていかないとね」と、多忙さを楽しむ充実感が笑顔に滲む。村職員として40年以上務めてきたが、村長に就任すると今までの風景が変わる。「視野も聞く耳も幅広くなければいけない。そうでなければ、住民に寄り添った丁寧な対応はできないから」。穏やかな言葉には熱い情熱がこもる。

 ○…清川生まれ。緑小、緑中と地元で育った。「まだ木造の校舎で、体育館もなかった」と振り返る。津久井高校を卒業後、清川村役場へ。5人兄弟の長男だけあって「高校の頃から『働かなきゃ』という思いは持っていた」と、堅実実直なのは若い頃から。税務や福祉、総務など幅広く担当。昭和50年代には村が所有する救急車を運転し、宮ヶ瀬ダムが完成してからは自腹で船舶免許を取りに行くなど、これまでの仕事を振り返ると清川の様々なエピソードが飛出す。

 ○…直前まで教育長を務めていたこともあり、既に子育て支援や元気な高齢者のための施策では、公園のリニューアルをはじめ構想を持っている。来場が好調な道の駅清川についても、「買い物後にちょっと立ち寄れる花畑」などアイデアは多彩。「村を良くしていくために、時間はかかっても着実に前に進みたい」。40年以上背中を見てきた大矢明夫前村長の遺志を、しっかりと受け止める。

 ○…長男は独立し、夫人と両親、次男、三男の6人暮らし。普段は忙しいが、家族の誕生日には皆でテーブルを囲む。趣味は陶芸とマラソン。山梨や長野の大会にも足を運び、ここ3年は宮ヶ瀬の24時間マラソンに参加していたが、「今年は参加できるか、まだわからないなあ」と笑う。

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