愛川・清川版 掲載号:2017年2月10日号
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かながわ部活ドリーム大賞顧問賞を受賞した 田中 都司(さとし)さん 県立愛川高校勤務 32歳

見据える「バレーボールのまち」

 ○…部活動の活性化につながる取り組みに贈られる部活ドリーム大賞。その中で、生徒を支え、積極的に取り組んだ顧問に贈られる顧問賞を受賞した。「結果を出してくれた生徒、支えてくれた先生たち。周りの人に恵まれたんです」とあくまで謙虚。愛川高校に赴任し、ほぼゼロのところからバレー部を盛り上げたのは、技術を上から教えるのではなく、生徒たちの心を育て、見守る方法だった。

 ○…大阪府摂津市で幼少を過ごし、中学からバレーボールを始めて全国大会にも出場した。大学では電磁波を研究し、有名企業への内定も決まっていた。ところが、たまたま寄った実家近くのコンビニで、母校の荒れている中学生と話す機会があった。九九もしっかり分からないと聞き、「勉強も良くわからないのに、良く頑張って何年間も学校に通ったな」との言葉に、学生が急に泣き出した。「『お前みたいなのが先生だったら、もっと学校も楽しかったのに』って言われて、この瞬間に『教師になろう』って」。大企業の内定を蹴り、一転教師の道へ。

 ○…同校で行われている中学生対象の愛川杯バレーボール大会も自身の企画。5回目となった昨年は、5市町から16校が参加し、大会の運営や審判を同校のバレー部員が務めた。「次回は参加する中学校が20校を超えるかも」と笑顔。次なるステップとして見据えるのは、高校生らによる町内小学生へのバレーボール普及、そして「バレーボールのまち愛川」としての町おこし。既に働きかけは始めており、「具体的にはこれから」と夢を描く。

 ○…伊勢原市在住で、夫人と長女の3人家族。「子どもが生まれると、自分が親にどんな思いで育てられたのか、気持ちがわかりますね」と目を細める。登山やゴルフも好きだが一番の趣味は夫人とともに行く沖縄や海外のダイビング。いつか子どもに見せてあげたいお気に入りの海は「ガラパゴス諸島」と満面の笑み。

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