愛川・清川版 掲載号:2017年2月24日号 エリアトップへ

市町村対抗かながわ駅伝第6区で区間2位を記録した 苅田 広野さん 愛川町半原在住 21歳

掲載号:2017年2月24日号

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謙虚な心で粘り強く

 ○…町村の部優勝を引き寄せる原動力となった第6区。政令市など選手層の厚い強豪を抑え、区間2位の力走を見せた。2月19日に行われるロードレースに向け1日40Kmの厳しい練習に取り組んでいるなかでの大会だったため、「疲れが残ってしまい元気よく走れなかった。もっとタイムを稼げたはず」と記録に慢心せず、更なる上を見据える。

 ○…今年は「小学生の頃からずっと夢だった」という箱根駅伝にも出場。昨年の夏に膝を故障し、一時は監督から「箱根は諦めろ」と言われたが、「自分を試しているんだろう」と粘り強く回復に努めた。約1カ月練習を離れたブランクを取り戻し、大会当日は「今までで一番調子よく走れた」と満面の笑み。来年は予選会から勝ち上がらなくてはいけないが「予選会20Kmを60分切る」ことを目標に、日々の練習に励む。

 ○…半原小、愛川中と地元で育ち、高校は光明学園相模原高校へ。練習は厳しかったが、「成長を実感することが多く、強い所に行って良かった」と振り返る。現在は拓殖大学3年生。就職も見据える時期だが、近年は実業団チームも環境が厳しい。「自分の実力とも相談しながら、いろいろなところを見て、しっかり選んでいきたい。ずっと陸上で食べてはいけませんから」と、最近の若者らしく、あくまで謙虚、堅実だ。

 ○…家族は両親と姉の4人。現在は調布市の寮に暮らし、実家に戻るのは年に3回程度だという。今年は箱根に始まり、町一周駅伝、かながわ駅伝と活躍が続いた。1月18日の誕生日には、両親から「年明けから楽しませてくれてありがとう」とメールが届いた。「陸上という自分のわがままにつき合ってくれて、こちらこそ『ありがとう』です」と目を細める。趣味はスニーカー集め。コツコツお金を貯め、最新かどうかよりも、惚れ込んだデザインを選ぶ。「型落ちして半値になるのをじっくり待ったり」。こんなところも堅実だ。

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