町民有志による「愛川夏祭り」が今年も8月27日(日)、中津川の八菅橋河川敷で開催される。今年が10回目の開催で、祭り実行委員会では一層の町民参加を図るため、希望者が担ぐことのできる「町内専用神輿」を企画。担ぎ手を募集している。
愛川夏祭りは、地域の人々の連帯感を高め、郷土愛の育成と町内活性化を目的に、有志が集い、町おこしプロジェクトとして始めたもの。
2008年にボランティア団体として愛川夏祭り実行委員会が組織され、手作りの夏祭りとして徐々に規模を拡大していった。
節目の10回目となる今回は、一人でも多くの町民に参加してもらうため、今までの3基の神輿に加え、町内専用神輿を企画している。この専用神輿は総ケヤキ造で、重さは約600kg。愛川町内で昔から伝わる「4点棒」という担ぎ方で町内を練り歩く。担ぎ手は最低でも50人以上必要で、交代要員も考慮すると、100人ほどの担ぎ手が理想だという。
担ぎ手は経験・男女・年齢を問わず、だれでも参加できる。参加費も無料だ。
既に募集は開始しており、同実行委員会ではメールまたはFAX(【メール】aikawa-natsumatsuri@outlook.jp【FAX】046・281・0194/伊藤さん)で申し込みを受け付けている。希望者は氏名・住所・連絡先・年齢を明記して申し込む。
祭り実行委員会では「ぜひ多くの方に参加していただき、節目を祝いたい。当日の飛び入り参加も、もちろん大歓迎です」と呼びかけている。
参加者は年々増加
有志による夏祭りとして町内に浸透してきた愛川夏祭り。第2回から八菅橋河川敷で開催されているが、草と木だらけだった河川敷を整備したのは実行委員のメンバーたちだった。草刈りや重機を入れての地ならしなど、会場づくりを行ったという。
祭りの協賛者も年々増加してきており、実行委員会では「『皆が一緒になってできるお祭りを』という想いで初めて、今年で10回目。例年多くの方に来ていただき、徐々に根付いてきている手ごたえがある。節目の今回は、ゲストや花火にも力を入れて、お囃子なども予定しています」と、当日に向け準備を進めている。
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