愛川・清川版 掲載号:2017年11月3日号
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野鳥ガイドツアーの講師を務める 池田 倫子さん 愛川町半原在住

野鳥に3度目の恋

 ○…県立あいかわ公園で11月19日に開催される野鳥のガイドツアーで講師を務める。木の葉が落ちるこれからの季節は、野鳥観察のベストシーズン。「身近な場所でも、見ることができる野鳥はとても多い。これまで気付かなかった美しさや可愛さを意識してもらえるように、鳥たちを紹介したい」と笑顔。

 ○…野鳥の美しさに惹かれたのは高校生の頃。通学路で見かけるジョウビタキやツグミ、教室の窓から見える川に浮かぶカモたち。お小遣いで図鑑は購入できたが、「カメラは手が届かなかったから、姿をじっくり目に焼き付けて、家に帰って確認してました」と、初恋の思い出を振り返る。大学に進学し、仕事や結婚などでブランクがあったが、30代で鳥への熱が再燃。「鳥たちと自然を守りたい」という想いもあり、難関と言われる森林インストラクターの資格を取得した。

 ○…8年前に愛川町へ。「山が近くて川もあって、愛川は鳥の種類がすごく多い」と身を乗り出す。7年前に個人で散策会の企画を始め、お弁当やパンの店舗とコラボして観察と食事を楽しめるプランなども考案した。活動を続けるなかで声がかかり、3年前から町田市の忠生公園で専門員として勤務。毎月1回、定例の観察会を開く。「木の葉で遊んだり、謎の行動をとったり、知らなかった一面が次々に出てくる。知れば知るほど面白い」と語る。近年は昆虫にも注目していたが、町郷土資料館の企画展に協力して鳥の写真資料などを揃えるうちに「3度目の『鳥熱』が高まっているんです」と満面の笑み。

 ○…見てみたい鳥はヤツガシラやブッポウソウ。「なかなか遠くに行く時間がないので難しいですけど」と苦笑する。それでも、同じく自然が好きなご主人と長野や富士、山中湖などにドライブに行く。「『この鳥が見たい』と思って出かけることも多いです。運転してくれて助かります」と、感謝を込めて目を細める。

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