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愛川・清川版 公開:2019年1月11日 エリアトップへ

1月1日付で公益社団法人厚木青年会議所の第51代理事長に就任した 白鳥 佑記(ゆうき)さん 34歳

公開:2019年1月11日

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和を以て貴しと為す

 ○…「成らぬは人の為さぬなりけり」。言わずとしれた、米沢藩主・上杉鷹山の言葉。「議論や伝聞だけでなく、行動することが、青年会議所活動の原点。実体験に裏打ちされた資料と根拠から議論することを活動原理と位置付けます」――、柔和な笑顔から発する言葉はインパクト大。厚木・愛川・清川の3市町村の20歳〜40歳までの青年経済人で組織される厚木青年会議所(以下JC)。創設以来、JCならではの視点で、まちづくりや地域活性化活動、自己啓発に励んできた。

 ○…秋には50周年の式典を控えている。前理事長の背中をみて昨年一年を過ごしてきたという。そしてこの特別な年に理事長に就任したことに大きな気負いはないようだ。今年の活動テーマには「和を以て貴しと為す〜過去から未来へ繋がる心〜」を掲げた。十七条憲法の冒頭第1条第1文「以和為貴」。日本で最も初めに創られたこのルールを「とにかく仲良くやること」と訳し、「(厚木JCで)50年受け継がれてきた和の心と調和の精神を未来永劫継承する、礎の一年とする」と力強い。

 ○…厚木市立小鮎小・中、厚高卒。明治大学へ進んだ。現在、三竹法律事務所のパートナー弁護士。弁護士としても「和解を大切にするタイプ」と自身を分析。趣味は「多趣味」で、流行りものには何にでも興味をもつタイプ。公務員の妻との法律談議が癒しの時間だ。

 ○…JCに入会して5年。この団体が何者かもわからず飛び込んだが、机に向かっていては通用しないのが現実であるということを学んだ。現在のメンバーは65人。活動の最重要項目に挙げる会員拡大は「まちの成長」を見据えている。「まちのために考える人が1人増えれば、まちは1歩進む」。――未来を託せる男が見つかった。厚木市在住。

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