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不登校に悩む家族 寒川で支え、つながる 279(つなぐ)Smile湘南

掲載号:2017年9月22日号

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 登校に悩みを抱える子どもと、その家族を支えることを目的として一昨年8月に発足した「279(つなぐ)Smile湘南」は、寒川町を中心に活動している団体。メンバーは同じ悩みを経験した保護者と、不登校支援経験者など7人で構成している。

 活動内容は大きく分けて3つ。家族だけの集まりで、お茶を飲みながらおしゃべりしてゆったりとした時間を過ごす「茶話会」。アドバイザーを招き、家族、支援者、教育関係者らと一緒に考え、理解を深めるための「交流会」。子どもの学びについて家族と一緒に考える「子どものやる気サポート」では、『やってみたい』を引出し、その気持ちを地域につないでチャレンジする手伝いをする。

 同会では「学校に行けなくても、教室にはいるのが難しくても、その子なりの育ちや学びを途切れることなく支えていきたい。そうすれば、子どもは遠回りしながらでも自分なりの人生の歩き方をみつけて、駆け出していくのではないか。そんな思いから、そのために何が必要かを考え、活動しています」と話している。

寒川にあることのありがたさ

 初めてこの問題に直面する親は、我が子の不登校を受け入れられず、また本当に不登校なのかもわからないまま「どうしてよいかわからない」と悩む。どこにも誰にも相談できずに苦悩する親だっている。直面した子どもの辛さと、親として受け入れることのできない辛さの間で、わからないことばかりの問題に対することの苦悩を、ほとんどの家族が経験するのだ。

 それが、わがまち寒川に、こうした団体が存在する。それだけでも心強く思う人も多いのではないだろうか。「なんとしてでも、早く学校に行かせなければ」こんな危機感を抱く家族が少しでもラクになれば…。

 不登校の問題は千差万別、一筋縄にはいかない。自治体ごとに必ず相談できる民間の団体があるわけではなく、例え存在しても、周囲の目を気にして隣町の団体に相談する人も多いという。こうした不安定な土壌で2年の活動を経て、本紙の取材を受けてくれるようになった。団体としての存在を少しずつ露わにし、寒川町で不安を抱えている家族の助けになればと、立ち上がってくれたと理解したい。

 同会では「子どもの居場所づくりも必要。不登校から引きこもり、という流れにならないよう、社会と切れないようにしていきたい」と話しており、ニーズに合わせて活動内容も変えていくという。また、学校との連携の大切さも重視していく方針だ。

 問合せは【携帯電話】080・5016・5813柄澤さんへ。
 

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