オットセイ無事帰る 体力回復、仙台沖で放獣
西湘バイパス国府津インター付近の海岸で保護されたオットセイが4月5日、海に戻された。
オットセイは3月8日に保護された時、外傷は見られなかったが衰弱がひどく、新江ノ島水族館で人馴れしないよう配慮しながら療養させた。当初、7kgだった体重も11・5kgに増加。体力も回復したので宮城県沖約18Kmで放獣された。場所の選定にあたっては、様々な関係機関から情報収集したところ、現在仙台湾でオットセイの群れが確認されていることから選ばれたという。同水族館担当者は「無事に帰せて良かった。本当にこれに尽きる。」とコメントした。