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消化器内科の専門医に聞く 医療レポート足柄上病院シリーズ 28 早期発見と内視鏡治療 取材協力/県立足柄上病院

公開:2016年8月13日

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消化器内科医長國司洋佑医師
消化器内科医長國司洋佑医師

 カメラ付きの管を口や鼻、お尻から入れて胃や食道、大腸などを検査・治療する内視鏡について足柄上病院の専門医、國司洋佑(くにしようすけ)医師に話を聞いた。

 本紙への登場は2012年、昨年に続き3度目となる國司医師は「4年前と比べても内視鏡で検査・治療できる領域は広がり、機器の性能も進化しました」と話す。

 内視鏡を使った検査は健康診断におけるバリウム検査(胃癌検診)や検便(大腸癌検診)で異常が見つかった人が受けるほか胃痛や血便など体の不調を訴える患者に行う。「以前は『お産より痛い』と例えられ辛いイメージが定着してしまった内視鏡検査ですが機器の進歩や技術の確立により苦痛は軽減されてきています。希望する患者さんには眠る薬を使い寝ている間に検査をすることもできます」という。

 足柄上病院では医療機器の更新に積極的に取り組み、特殊光や拡大内視鏡の整備も完了。早期食道癌、胃癌、大腸癌に対する内視鏡治療に加え腹腔鏡手術も増加している。いずれも患者の負担を減らし社会復帰の時期を早めるためのもの。

ふたつのポイント

 國司医師はこの地域の患者さんについて「我慢強い人が多い」と分析。癌ではこの「我慢強さ」が命に関わることもある。そうならないためにも【1】日頃の検診受診、【2】陽性など異常が出た際は必ず病院へ行く、この2つを徹底することで「早期発見に繋がる」という。 がんは日本国民の約2人に1人がかかる。そのため定期的な検診と早期治療を心がけるのが、健康寿命を伸ばす秘訣といえそうだ。

地方独立行政法人神奈川県立病院機構神奈川県立足柄上病院

神奈川県足柄上郡松田町松田惣領866-1

TEL:0465-83-0351
FAX:0465-82-5377

http://ashigarakami.kanagawa-pho.jp/

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