「傑作」待望の再演 こゆるぎ座「小田原藩婦道記」

文化

掲載号:2017年9月30日号

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小学校体育館で稽古をする劇団員
小学校体育館で稽古をする劇団員

 劇団こゆるぎ座の第65回公演「小田原藩婦道(ふどう)記 いかず後家」が10月14日(土)と15日(日)、小田原市民会館大ホールで行われる。開演は14日午後6時、15日午後1時(開場30分前)。

 こゆるぎ座は1946年に小田原に誕生。戦後に神奈川県で一番早く生まれた市民劇団ともいわれ、70年以上舞台の魅力を発信し続けている。

 今回の「小田原藩〜」は初演が2004年。座付作家の故・後藤翔如(しょうご)さんが遺した戯曲20数編の中でも「傑作」の呼び声が高い時代物。西海子(さいかち)にある藩士・佐倉寛十郎の屋敷を舞台に、武家社会の哀歓や家族への深い愛情を喜劇仕立てで描いている。

 9月24日、三の丸小学校体育館での通し稽古に集まった団員は会社員、主婦、定年後のベテランなど背景はそれぞれ。公演まで1カ月を切り、セリフまわしや動きの一つひとつに熱のこもった声が夜になっても飛び交った。

 キャリア60年以上の大ベテラン、座長・関口秀夫さん(78)は主役の寛十郎に再び挑む。前回、複雑な心理描写を無我夢中で演じたという印象深い役柄だ。「あれから人生経験も積み役者としての技量も上がった。的確に演じ分けたい」。淡々とした言葉の影には、いまなお衰えぬ演劇への情熱がにじむ。

 公演チケットは1000円で、小田原市民会館、有隣堂ラスカ小田原店ほかで販売中。問い合わせは同劇団【電話】0465・22・2988へ。

読者プレゼント

 こゆるぎ座公演チケットを5組10人に進呈。希望者は住所・氏名・年齢・電話番号を記入し、タウンニュース「こゆるぎ座」係へ。ハガキは〒250─0042小田原市荻窪306、メールは【メール】odawara@townnews.co.jpへ。締め切り10月6日(金)必着。当選者の発表は発送をもって代える。

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