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小田原・箱根・湯河原・真鶴 社会

公開日:2019.06.01

講師を招いて400回
異業種交流 きらく会

  • 憲法や民主主義について語る小林さん

 講師を囲み、一つのテーマについて全員が学び、語り合う「きらく会」。1985年に小田原で発足し、毎月欠かさず開催されてきた同会が5月25日、400回を迎えた。

 きらく会のメンバーは現在、製造業、建設業、サービス業、法曹界の経営者ら14人。「気楽に」「夕食を共に」「雑談し現諸問題を話し合う」ことを目的とした異業種交流の場でもある。政治、経済、芸術、文化、スポーツ、医療など、各界から招いた講師はこれまでに延べ310人。同会のチャーターメンバーで代表幹事の竹久保好勝さん(小田原三の丸法律事務所所長)は「過去に一度も休会しなかったことが誇り。今後もこの会をさらに充実したものにしていきたい」と話した。

 報徳会館で行われた400回記念例会には、慶應義塾大学名誉教授で弁護士の小林節さんが招かれ、「今、憲法の何が問題なのか」をテーマに話した。会員以外にも、政治家や弁護士ら12人がゲストで参加。小林さんは憲法学、国際法の観点から交戦権や軍隊について説明した。「憲法は不完全な人間である権力者を管理するもの。時の権力者が憲法をわずらわしいと思うのは当たり前」と話し、憲法第9条改正草案への問題点について言及した。

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