小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2020年9月26日
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神奈川県内で熱戦展開中の高校野球秋季大会。今夏に創部初の準優勝を果たした相洋高校は準々決勝で横浜高校に敗れ、ベスト8で秋を終えた。
1年生主砲の西井大翔が3ホーマーを放つなど猛打で地区予選を突破した相洋。高橋伸明監督の「秋は打ち合い」の言葉通り、県大会でも2回戦・柏木学園戦で16対14と乱打戦を制すると、3回戦向上戦では2対7から打者一巡の猛攻で逆転サヨナラ勝利を収めた。
横浜戦では2安打と打ちあぐねる中、永田裕大投手が四球や失策から長短打を浴び1対8とコールド負け。エースは「力負け。冬で球速も精度も全てを磨きたい」と唇をかむ。それでも大会を通じ監督は「成長を感じた。気持ちの強い子たち」と評し、二宮巧磨主将は「攻めるのがチームカラー。決して引かず、粘り強い野球をしていきたい」と前を向いた。