小田原・箱根・湯河原・真鶴 社会
公開日:2021.04.17
真鶴町
町民参加の公園づくり
18カ所をゼロから検討
真鶴町で町民参加による公園の在り方検討が始まった。今の公園をゼロから考え、町民の声を聞き一緒に身近な公園づくりに取り組む。これは松本一彦町長が掲げた公約のひとつで、対象となるのは、町内18カ所の公園。町は「検討します」という従来の回答ではなく、寄せられた意見を元に「試行する」「チャレンジする」ことを大事にしできることから着手する。実施した事業は継続・発展、改善、終了するかなど検証を行っていく。
今年度は、荒井城址公園から取り組む。4月3日、同公園で親子連れなどが参加し、課題点などを洗い出す探検が行われた。10日には町民センターで、現在の公園に対する意見や要望を出し合う「公園づくり検討会」が開かれた。参加した24人の町民から、駐車場の数やトイレ整備の課題、オムツ交換スペース、案内板の設置など改善点や要望などが出され、公園を管轄する担当課職員と共有した。
参加した30代の主婦は「設備の充実さや交通などを考えると湯河原町の公園に行くことが多い。地元の公園が良くなるように今回参加した」と話した。町の担当者は「町にとって従来にはない新たな手法。より良い真鶴町をつくるために取り組んでいきたい」と話した。
町によると、寄せられた意見や要望は、情報が整い次第公開していくとし、今後の取り組みなどもオープンにしていくとしている。
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