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公開日:2022.01.01

「エネルギーの地産地消」設立10年目、思い新たに―
ほうとくエネルギー株式会社

 きっかけは東日本大震災。発災後、小田原市も計画停電が断続的に続く経験をした。そして「地域の安心安全を、自分たちの手で創りだそう」という思いを共にする地元企業と市民の出資により、2012年、再生可能エネルギーによる発電会社「ほうとくエネルギー」は誕生した。

 設立10年目を迎え、取締役副社長の志澤昌彦さんは「地元のみなさまの応援により、『再可能エネルギーによる電力の地産地消』を県西地域で推進することができました」と感謝を口にする。

 これまでに2つの「市民ソーラー(メガソーラー)」と、公共施設や民間の「屋根貸し太陽光発電」等の拡大を進め、現在は総発電量2・3メガワットを地域へ安定的に供給している。

省エネ・創エネで自治体と連携

 同社の事業で最近増えているのが、自治体との連携だ。県西地域では小田原市、南足柄市、松田町、開成町と協定を締結。公共施設での発電や自家消費等による創エネ、省エネの推進をサポートしている。

 多くの人でにぎわう「道の駅足柄・金太郎のふるさと」の建物の屋根にある太陽光パネルもそのひとつ。南足柄市が、環境省補助金「自立・分散型エネルギー設備等導入推進事業」の採択を受け、ほうとくエネルギーが太陽光発電と蓄電池を設置したものだ。

 志澤さんは「エネルギーの地産地消は、環境の保全や防災の備え、また地域内の経済循環にもつながっています。道徳と経済の両立を説いた二宮尊徳翁の教え『報徳』を胸に、これからも『持続可能なまちづくり』を目指して、20年、30年先を見て一歩ずつ歩んでいきたい」と決意を新たにした。

ほうとくエネルギー株式会社

小田原市扇町1-30-13

TEL:0465-34-0021

http://www.houtoku-energy.com

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