小田原・箱根・湯河原・真鶴 教育
公開日:2022.06.04
小田原市
水泳授業、民間スクールで
新玉小で初の試み
学校の水泳授業やプールのあり方を検討する一環として、小田原市は今年度、初の試みとして市立新玉小学校(岩田真由美校長・児童157人)の水泳授業を神奈中スイミング小田原(栄町)で実施している。
同校の水泳授業は5月下旬から7月上旬まで、低、中、高学年と特別支援学級でそれぞれ5回を予定。児童は小学校から同スクールまで、5分ほど歩いて移動する。
5月30日は5・6年生(対象46人)の2回目の授業が行われ、屋内の温水プールで泳力別に分かれた児童をスクールの指導員5人が指導した。
小中学校の水泳授業では、教員が児童生徒への授業だけでなく、プール清掃や水質管理、機械操作などを担当。またプール施設の老朽化も課題となっている。
岩田校長は、「何よりもプロのコーチから質の高い指導を受けられることが児童のためになる」と意義を話した。1回目の授業を終えた6年生児童からは「少ない人数で指導してもらえるのでたくさん泳げて楽しかった。プールの水がとてもきれいで快適だった」との感想が聞かれた。
市では実施後のアンケートなど効果検証を行い、次年度以降について検討するとしている。
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