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小田原・箱根・湯河原・真鶴 経済

公開日:2023.05.20

小田原箱根商議所
「イノベーションの時代に」
新年度活動計画を発表

  • 計画を発表する鈴木会頭

 小田原箱根商工会議所は5月11日、定例会見を開き鈴木悌介会頭が2023年度の活動計画を発表した。

 鈴木会頭は所信で、コロナ禍による急速な社会の変化について「教科書がない、過去の成功体験が参考にならないと感じている」といい、「過去の成功体験に執着することなく、柔軟な発想と思い切った行動、つまりイノベーションが必要な時代になっている」との考えを述べた。

 重点施策では、ウィズ・ポストコロナ時代への対応や原材料・エネルギー高騰による厳しい経営環境に置かれる会員企業への支援を掲げた。情報共有やセミナーなどを通じ、インボイス制度など法規改正への対応、補助金・助成金の活用などを支援する。

 また、2018年から取り組んできた事業承継の新たな試みとして「事業承継マッチングプラットフォームrelay」(運営(株)ライトライト/宮崎県)の活用も発表した。これまで同商議所では、管内での承継を基本方針としてきたが、対象となる事業所数が限定されることもあり5年間で事業承継の実績は0だった。今回、ウェブ上で情報を発信することで、後継者の不在等で事業を譲りたい人と、起業したい人とのマッチングの機会拡大を図っていく。

 同プラットフォームとの提携は、商工会議所としては全国初だという。

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