小田原・箱根・湯河原・真鶴 文化
公開日：2024.03.23
活動して伝統つなぐ
北ノ窪保存会が慰問演奏
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練習の成果を披露した
小田原囃子北ノ窪保存会が２月23日、「潤生園在宅介護総合センターれんげの里」で５年ぶりに慰問演奏会を開催した。
小・中学生が主体で、高校生、社会人など含め15人が所属する同会。コロナ禍でも伝統を途切れさせないため、感染症対策を徹底して練習を継続してきた。
この日は『鎌倉』など伝統的な曲目を披露した。体験コーナーも設けられ、ステージに招かれた入居者はリズムに合わせて太鼓を叩いていた。曾祖母が孫の演奏を見守るなど、演奏会を通じて微笑ましい光景なども見られた。
今年２月に創立40周年を迎えた同会。創設時から指導に当たる平井吉宜さんは「人前で演奏するのは緊張するが、それがいい経験になる。やりたい人がいれば北ノ窪以外の地域からでも大歓迎。途絶えさせないために大事なこと」と話した。
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