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小田原・箱根・湯河原・真鶴 社会

公開日:2025.12.20

観光庁採択事業「アテンジャーズ」
外国人講師招き勉強会
訪日客向けガイド、準備着々

  • ガイドの役割を解説するセバスチャンさん(奥)

 小田原を訪れる外国人観光客を街中の飲食店等に案内するプロガイド「アテンジャーズ」が、来年1月の本格始動に向けて準備を進めている。

 県西2市8町エリアの観光地域づくりを担う地域連携DMO(一社)かながわ西観光コンベンション・ビューローが主体となる事業で、観光庁の「地域観光魅力向上事業」として今年7月に採択された。

 12月12日には市民交流センターUMECOで、初めて外国人講師を招いた勉強会を開催。アテンジャーズ事業を進める8人に加え、(一社)熱海観光局からも3人が交流を兼ねて参加した。

 講師は関東地方に20年在住し豊富なガイド経験があるデュバル・セバスチャンさん。重要ポイントとして、【1】地元の人や店と外国人観光客をつなぐ「架け橋」、【2】文化・歴史・料理などを記憶に残る物語に変える「ストーリーテリング」、【3】マナー、安全などをスムーズに調整・管理する「コミュニケーション」を挙げ、注意点や事例を示しながら説明した。

 同DMO中嶋順専務理事は「学びが多かった。多様化が進む中で、訪日客を迎える体制はもちろん、コンテンツや仕掛けもさまざまなものを考えなければならない。しっかり準備して小田原発の『アテンジャーズ』を定着させたい」と話した。

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