箱根・湯河原・真鶴 人物風土記
公開日:2011.07.22
湯河原駅近くのホテル城山で復興支援の「ポップコーンまつり」を企画した
石田 浩二さん
(株)フォレスト代表 湯河原町在住 50歳
はじける元気 美味しいよ
○…湯河原駅近くで良い香りに気づいた人も多いはず。引き寄せられて行くと、ホテルの玄関でポップコーンが弾けている。袋いっぱいで無料。「何度でも毎日でも来てください」とやる気満々だ。集まった人にラムネやカキ氷を買ってもらい、収益を全額復興支援のため寄付する。「ポンポン弾け、人を惹き付ける様がまさに元気の象徴なんですよ」。ワイシャツをまくって袋詰めしながら、それは嬉しそうな横顔を見せた。
○…3月11日、福島県内の自社ホテルで会議中に猛烈な揺れに襲われた。翌日からの深刻な燃料不足、予約キャンセルの試練を乗り越え、避難所を視察しながらホテルでの受入態勢を整えた。フロントに来る人の中には家を失い、親類を亡くしている人がいるかもしれない。今こそ最高のホスピタリティを―言葉遣いひとつにも心を砕いたという。「ご覧下さい、これが現地の写真です」アルバムをひらくと、被災者がホテルの庭を手入れしている姿が。「ある日被災者の方から申し出があって。この時は本当に嬉しかった」。
○…品川生まれ。実家は材木商で様々な商店や大工の棟梁などが出入りする環境だった。そのせいか誰とでも打ち解けるコミュニケーション上手な少年だったらしい。東海大在学中は材木の配送を手伝い「今も運ぶのは得意」とにっこり。両肩は確かにがっしり逞しい。経験を活かして大学卒業後に住宅モデルルームで働いたこともあるという。
○…13年ほど前、結婚を期に湯河原に移住。この町を拠点に「ホテル城山」や「湯の里杉菜」「強羅文の郷」など複数のホテルを運営するようになった。豪腕経営者の座右の銘は「努力した者にだけ偶然は起こる」。今回の「まつり」は47日間連続、無料でポップコーンを配り続けるという持久走のような企画。点のような一日一日の努力がつながり合い、被災地と湯河原をつなぐ線がまたひとつ生まれようとしている。
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