箱根・湯河原・真鶴 3町長が大学教壇に 関東学院で行政の現場を語る
山口昇士町長と冨田幸宏町長が、関東学院大学法学部(小田原キャンパス)の大教室で教鞭をとり、それぞれ約1時間にわたり”生の行政”について講義した。同学部の「行政過程論」(全15回)の一環で、両町長のほか横須賀・逗子市長など11首長が協力している。先月25日は山口町長が箱根ジオパーク構想や観光政策などを説明し、2日は冨田町長が指定管理者制度や効果について、数字を示しながら解説。「これから私たちは経験したことのない人口減少の時代に入るが、法を学び様々な視点を持って次の世代を担ってほしい」とエールを送った。学生たちは町長が用意した60枚分のスライドを追い、真剣な面持ちでメモを取っていた。 同学部では学生のうち約半分が公務員を目指すコースに入るという。聴講した板垣陽大さんは「普段聞くことはできない。本当に貴重な経験」と話していた。来週は青木町長(真鶴)が講師を担当する。
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