箱根・湯河原・真鶴版
公開：2017年5月26日
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高さ15ｍの壁に挑む近藤さん＝山岳連盟撮影
箱根の森小６年の近藤美七海さんが、14日に秦野市の山岳スポーツセンターで開かれた「クライミングコンペ・オール神奈川」女子キッズの部で１位になった。
近藤さんは５年ほど前にクライミングを始め、現在は藤沢市や松田町などの施設で練習している。この大会には２年前から出場しているが、昨年夏頃から腰や背中の成長痛に悩まされた。治療やリハビリを経て春から本格的な練習を再開、復帰後間もない大会で実力を見せつけた。
壁は高さが15ｍあり、上部が反り返るなど難所が続く。近藤さんは懸命に手足を伸ばし、酷使した手をほぐしながら６分ほどで「完登」。近藤さんら上位３人以外の10人は頂上に到達できなかった。今回の１位獲得で、今後ジュニアオリンピックカップや関東小中学選抜クライミング大会などの代表選手に選ばれる可能性があるという。
