認知症の人が暮らしやすい社会を目指そうと、認知症当事者と家族や支援者などが一つのタスキをつないでゴールを目指す「RUN伴」が9月18日、和泉遊水地でゴールを迎えた。
RUN伴は、認知症の人や家族、支援者がタスキをつないで全国をリレーする啓発イベントで、NPO法人認知症フレンドシップクラブ(井出訓理事長)が主催。今年7月に北海道を出発し、11月沖縄でゴールする。神奈川県は11エリアに分かれ、9月16日から3日間かけてリレーし、18日の午後5時に和泉遊水地でゴール。県内から総勢500人が参加した。
この日は強い日照りの中、遊水地に向けてオレンジ色の旗を掲げ、揃いのTシャツに身を包んだランナーが続々と到着。午後5時に最後のランナーが到着すると会場が拍手で湧いた。
NPO法人認知症フレンドシップクラブ横浜事務局の山出貴宏さんは「より多くの人が参加してもらえるよう、来年はさらにパワーアップしていきたい」と抱負を語った。
弥生台にあるグループホーム「あんず」の70代の入所者は「汗をかいてたのしかった」と満足げに話した。
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