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公開日:2025.12.19

ひらつかシーテラス
小型モビリティで巡回
公園への導入は県内初

  • 「シーウォークティー」で巡回する公園スタッフ(平塚市提供)

 10月末にオープンした海辺の公園・ひらつかシーテラスで、12月4日から小型モビリティ「シーウォークティー」2台の活用が始まった。小型モビリティが公園へ導入される事例は、神奈川県内では初めて。

*  *  *

 同園で活用されている小型モビリティは、平塚経進会(片倉章博会長)から平塚市へ11月に寄贈されたもの。トヨタ自動車製の立ち乗りタイプで、サイズは全長700mm、全幅450mm、全高1190mm、重量は29kg。速度はスイッチにより5段階に調整でき、2〜6Km/hとなっている。

 現在は、公園管理スタッフの巡回や点検などの業務で利用されている。同園では午前と午後に1回ずつ1時間ほど園内の巡回を行っているといい、指定管理を行う石勝エクステリアの市瀬魁竜さんは、「操作にも慣れ、歩いて巡回するよりも楽になった。お客様も物珍しいようです」と話す。

 今後は、来園者を対象とした体験試乗会を通じて、安全性や利便性を体感してもらうなど、幅広い利用について検討していくという。市みどり公園・水辺課では「市民をはじめ多くの方に親しまれる公園となり、平塚海岸エリアの魅力アップの実現を目指し、取り組んでいきたい」と話す。

 片倉会長は「市内の観光地であるシーテラスや総合公園などで、小型モビリティを活用してほしい」と、今後の展開に期待していた。

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