栄区 人物風土記
公開日:2011.10.13
11月3日に栄区民スポーツフェスティバルを開催する栄区体育協会の会長
小川 揚之輔さん
若竹町在住 74歳
向上心で貫く「生涯現役」
○…テニスや体操など20専門部、約5500人が所属する栄区体育協会。会長として5月から舵を取っている。所属はバドミントン協会。来月下旬に宮城県で開かれる「全日本シニアバドミントン選手権大会」に神奈川県代表として出場する、現役の選手だ。「選手としては協会の中で最高齢。若い人の目標になれば」と白い歯をのぞかせる。
○…高校に入学し、所属する部活を探していた時、バドミントンと出会った。プレーする先輩の姿を見て、「たかが羽つき、楽しそう」と入部したが、やってみると「瞬発力が必要で頭を使う競技。たかが羽つきではなかった」と笑う。シャトルと呼ばれる羽を打った時の快感の虜になり以来、現役。現在は居住するマンションの住民で約30年前に発足したバドミントンクラブに参加するほか、区内で活動する他のクラブにも顔を出し、指導にもあたっている。「バドミントンと関わって、半世紀以上。地域の人との親睦も深まった」
○…「昔はパワー、今は技術と試合運び」と年を重ねる毎にプレースタイルも変わってきた。「若者の球の速さや体力には勝てないが、打ちにくいコースへの配球など、テクニックは上。互角に戦える」と自信を見せる。最近はスポーツセンターの教室などをきっかけにバドミントンを始める中高年も増えたと言い、「身につくまで時間はかかるが、反復練習を根気良く行うことが上達のコツ」とアドバイスをおくる。
○…栄区体育協会が11月3日に行う「栄区民スポーツフェスティバル」は、同協会に所属する専門部の種目を誰でも体験できるイベント。「自分に合う競技を見つけ、スポーツを始めるきっかけになれば。歳をとったからできないではなく、継続することで身体は鍛えられるもの。できるレベルから、身体が動く限り上を目指してほしい」。向上心を持ち続け、これからもバドミントンとともに人生を歩み続ける。
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