宮前区 社会
公開日:2012.07.20
災害から地域守れ
れいんぼう川崎で防災訓練
区内東有馬の障害者支援施設「れいんぼう川崎」(長谷川裕之所長)で今月10日、職員の少ない夜間の火災を想定した総合防災訓練が行われた。
訓練では2階のリビングで火災が発見されたと想定。施設スタッフは消防署員が来るまでの初期消火活動や車椅子を利用する入居者らを近くの公園に避難誘導する訓練を行った。避難時間は約15分。署員からは「夜間の少ない人数で手際よく避難できた」と一定の評価をした。
訓練には宮前消防署員、施設のスタッフと入居者ら約50人の他、宮前地区連合町内会の吉田茂会長(宮崎町内会)をはじめ近隣町会の会長らが参加。それぞれが近隣町会として災害時にできることを確認しあった。吉田会長は「災害時、地域は地域で守らなければいけない。日ごろからの連携が大切と改めて実感した」と話した。
れいんぼう川崎は市内在住の重度身体障害者向け施設として1996年に開所した。現在の長期入居者は60人、短期利用者は10人。昼間は約14人のスタッフが常駐するが、夜間は3人になる。長谷川所長は「ここには1人で避難できない利用者さんが多い。近隣の協力なしでは難しいこともある」と話し参加した会長らに理解を求めていた。
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