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宮前区 意見広告

公開日:2025.12.19

宮前ガバナンス12月号 連載寄稿
防犯カメラで安全・安心な街へ!
〜決算審査特別委員会質問〜川崎市議会議員 石田 やすひろ

  • 防犯カメラのイメージ

 決算審査特別委員会の文教分科会において、防犯対策事業費について質しました。

 時と場所にかかわらず、繁華街や静かな住宅街においても、犯罪は発生します。防犯カメラの設置は、地域の安全・安心な街づくりに、効果をもたらしています。街路のカメラが設置されている事を認識するだけで、犯罪抑止の効果が発揮されます。本市は、地域で発生する空き巣や、ひったくり等の犯罪防止のため、自主防犯活動団体へ、防犯カメラの設置費の補助を行なっています。

 本市の補助額は、対象経費の10分の9以内としています。当該年度の予算の範囲内で執行しています。令和7年度より補助金の上限額を、1台あたり20万円から27万円を限度に拡充しました。補助の対象は機器等の購入費や工事費など、設置するための費用となります。日常の管理費や電気代は、補助の対象に含まれていないため、維持管理は、設置者の負担となっています。

 文教分科会の質疑では、予算の執行率について質しました。答弁で、令和6年度決算における執行率は、約88・4%であると回答がありました。事業全体の設置数の問いに対しては、事業を開始した平成28年度から令和6年度までの9年間で、延べ359団体に対して、計452台の防犯カメラの設置補助を行なったとの回答がありました。執行率が100%に達していない点は、留意しなくてはなりません。

 防犯カメラを増やす事は、「犯罪抑止」「警察捜査支援」「安心感の向上」の、3つの効果をもたらします。年々性能は向上し、画像の鮮明化と撮影範囲の広域化により、防犯効果も向上しています。防犯カメラの設置については、市民の安全確保を図るため、本市が能動的に設置するものと、地域の要望に基づいて設置していくものとの両輪で、推進しなくてはなりません。

 予算の執行率を上げつつ、防犯カメラの設置の促進を図っていくよう本市に求める発言をし、質問を終えました。

川崎市議会議員 石田やすひろ

川崎市宮前区馬絹6-24-26

TEL:044-861-6870

http://www.ishidayasuhiro.com

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