パンでアメリカンフットボールのまち・川崎を盛り上げよう――。東田町の老舗パン店「ベーカリーフクナガ」の小澤清代志さんは富士通スタジアム川崎で行われたアメフットゲームでアメフットパンを販売した。
同店と目と鼻の先にある同スタジアムでは、社会人Xリーグをはじめ、大学アメフット・関東大学リーグなどのアメフットの公式戦や練習試合が年間を通じて開催されている。
小澤さんによると、川崎市から「アメフットファンのすそ野を広げてもらえないか」との依頼があり、「まちおこしになるのならば」と快諾。昨年11月7日、8日のXリーグ2015が”デビュー戦”でアメフットボールの形をしたチョコクリームパンと芋あんのパンを販売した。今年1月のカレッジ2016には出場した大学名やロゴを入れた「カレッジアメフトパン」と「川崎メンチ勝つパン」を手がけた。
カレッジアメフトパンは「一目で大学をイメージしやすいデザインを意識した」と小澤さん。絵心のあるスタッフの協力で完成することができたという。売れ行きについては「母校愛に溢れる学校関係者が次々と購入し、あっという間に完売した」と小澤さんは笑顔を見せる。
現在、店頭にはアメフットパンが販売され、ちょっとした話題となっている。「店と川崎の名物になれば」と小澤さんは期待を抱く。
川崎区・幸区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
マリエンで茶道教室4月19日 |
|
|