認知症等で判断能力がなくなった人が以前と変わらず地域で生活できるよう本人の立場に立って支援する「市民後見人」を学ぶ講座が、3月26日に市役所で開催された。
これは神奈川県社会福祉協議会が実施する「市民後見人養成講座」に先立ち、市社協が行ったもの。当日は綾瀬の状況や、成年後見制度、市民後見人の必要性などが座学で話された。
その後、綾瀬ボランティアセンター登録団体である「演劇集団ほりごたつ」が、「はじまりの一歩」を上演。1人の主婦が「認知症のご近所さん」との関わりを通し市民後見人について興味を持っていく話を見ながら、市民後見人とはどのようなものかを学んだ。
養成講座説明会を開催
市民後見人養成講座(基礎研修)は7月25日、8月2・24・31日の日程で開催される。参加には綾瀬市役所で行う説明会に参加する必要がある。
説明会日程は5月16日(火)午前10時か、5月20日(土)午後1時半のどちらか。概ね2時間を予定。
問合せはかながわ成年後見推進センター【電話】045・312・5788へ。