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新たなかまぼこ開発へ 組合が今秋の完成目指す

公開:2012年3月31日

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情熱を語る鈴木組合長
情熱を語る鈴木組合長

 小田原を代表する地場産業、小田原蒲鉾の生産量と生産額は年々減少し、100億円を下回ることが危惧されている。13社が加盟する小田原蒲鉾協同組合(鈴木博晶組合長)では、魚離れの市場傾向に歯止めをかけ、水産加工産業を活性化させるために、新しい小田原蒲鉾の開発事業を展開。先月、国の「地域産業資源活用事業計画」第16号に認定され、補助金等の支援を受けられることとなった。

 組合では2年前から準備を進めてきた第二のブランドとして、象徴的な蒲鉾を考案中だ。「従来の洗練された小田原蒲鉾に対し、新しい蒲鉾は野趣溢れるものにしたい」と組合長の鈴木さんは意欲を語る。白く極めの細かい小田原蒲鉾を作るために原料としてこなかった赤身系の「相模湾のアジ」を中心に、未利用の地魚を活用。板には一般的なモミに替わり、地元山林のスギ間伐材を利用する。「山に手が入れば海もきれいになり、魚も育つ。この循環を食べることで知ってもらい、地元に愛される新しい蒲鉾をつくりたい」と鈴木組合長。今年の秋には完成させ、来年春のお披露目を目標に、組合一丸となって開発が続けられている。
 

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