小田原市役所 寄木カウンター
小田原市役所2階の総合案内所に間伐材など地元の木材を使用したカウンターが登場した。両端の柱には小田原城内の「松」、市松模様の前面は森の再生のために間伐された小田原の「檜」。樹齢400年以上の「杉」を天板に、壁には台風で倒れた一夜城跡の「さわら」で棚を設置した。
地場の素材をふんだんに盛り込んだ案内所のリニューアルには、地元の職人たちも一役買った。
荻窪で製材所を営む大山謙司氏が木を磨きあげ、東町の棟梁・芹澤毅氏が組み立てた。仕上げに、全体を設計したデザイナー・伊藤陽子氏が携わる埼玉県小川町の「小川和紙」を壁面に装飾した。