(PR)
常に時代のニーズを捉えてきた 株式会社ミドリデンコー
時代の大きな変化を的確に捉え、成長を遂げてきた株式会社ミドリデンコー(上山町1の5の11)。主に制御盤の設計・製作を行っている。同社の立ち上げ時から関わってきた落合時男社長に話を聞いた。
同社は、昭和47年の創業。「立ち上げ当初は仕事が全くなかった。だから、電気関係の修理であれば、なんでも引き受けていた。”なんでも屋”だったね」と落合社長は当時を懐かしんだ。
その後、高度経済成長を迎えた日本。そんな経済成長の陰で公害問題が深刻化していった。
特に、河川の汚染は大きな問題だった。そのようななかで、同社は工業廃水処理の制御盤の設計・製作に携わるようになっていく。設計・製作した制御盤を取り付けまで行っていたために全国各地を飛び回っていたという。「汚れた水をきれいにするために使命感を持って仕事をしていた。この頃は、とにかく忙しかった」と落合社長。時代のニーズを捉え、大きく成長を遂げていった。
周囲の支えに感謝
その後、世界中からものづくり大国、日本と呼ばれた時代。工場の自動化が大きく進んでいく。
同社も工場の自動化に欠かせない制御盤の設計・製作に舵を切る。
常に、次の時代に何が必要なのかを考えてきたという落合社長。ここでも、上手く時代の流れを捉え、企業を成長へと導いていった。
順調に成長を続けてきた同社。だが、バブル崩壊で受注数は大きく減少。厳しい時代を迎えた。そのようななかでも、顧客のニーズにとことん合わせる姿勢を貫くことで、生き残ってきた。
その後に起こった2008年のリーマン・ショック。仕事が減り、週休3日となった日々が続いたことも。「本当に厳しい時代だった」と落合社長は振り返った。
危機を乗り切るきっかけとなったのは、グローバル化だ。海外への工場の進出。その工場の自動化に欠かせない制御盤設計・製作に取り組んだ。さらには、現地への取り付けまでの一連の流れを請け負うようになっていった。現在は、世界各国へ制御盤の調整に従業員は向かっているという。「大きな収益の柱となり、経営は安定化した」と落合社長。「創業以来、山あり、谷ありだった。でも、支えてくれた人たちに感謝したい」と述べた。
新時代を切り開く
令和時代を迎えた今、落合社長はものづくりの未来を見据える。「AIやロボットでの搬送など、求められるニーズは変化する。時代が変わっても、ニーズを的確に捉え、仕事を創り出していきたい」と意気込む。また、落合社長は、中山工業会の会長も務めている。「会社の垣根を超え、知恵を寄せ集め、新たなイノベーションを巻き起こしていきたい」と前を向いた。
株式会社ミドリデンコー
横浜市緑区上山町1の5の11
TEL:045-933-2594
|
|
|
|
|
|