霧が丘高校サッカー部マネージャーの３人
部活動の活性化に繋がる取り組みを積極的に行い、優れた成果を出した団体・個人を表彰する「かながわ部活ドリーム大賞」がこのほど発表された。
区内からは、霧が丘高校サッカー部マネージャー３人が「かながわ部活マネージャー賞」、同校バスケットボール部キャプテンの野宮涼太さん（３年）が「かながわ部活キャプテン賞」、白山高校が「かながわ部活文化賞」に輝いた。
優れたマネージャー３人
部やメンバーのために優れた役割を果たしたマネージャーに贈られる「かながわ部活マネージャー賞」。受賞したのは、多田杏実さん（３年）、熊谷佳歩さん（同）、山崎日和さん（同）の３人だ。
３人はテーピングの技術を習得。その結果、怪我をしてもプレーを続けられる選手が増加した。また、テーピング中に悩み事を聞くなどすることで、選手の精神状態や健康状態を把握することに努めてきた。
また、選手の友人からの応援メッセージをまとめた動画を作成。選手たちのモチベーションを向上させてきた。熊谷さんは「選手がどのようなことを求めているか。マネージャーとして把握することに努めた。３年間頑張ってきた３人で受賞できてうれしい」と笑顔を見せた。
リーダーシップを発揮
優れたリーダーシップを発揮したキャプテンに贈られる「かながわ部活キャプテン賞」。野宮さんは、約50人の部員をまとめあげてきた。また、横浜選抜にも選出され、他チームとの交流や試合を行ってきた。その経験をチームに還元してきたことなどが評価された。時には厳しい言い方をしたことも。だが、練習後にフォローの言葉をかけることで仲間からも信頼されてきた。「真剣に伝えることで、必ず仲間に伝わることが分かった」と振り返った。
高い功績が認められる
学校全体の部活動が特に活発で神奈川県の文化芸術全般への貢献が大きいと認められる学校に贈られるのは「かながわ部活文化賞」。白山高校は、神奈川県高等学校美術展教育長賞（陶芸部門）や同展高文連会長賞（陶芸部門）、高等学校書道展高文連会長賞受賞など数多くの功績が評価を受けた（いずれも全国大会出場）。また、放送部が地域からの要望を受け、白山地区センターまつりでの司会や、運営に参加し貢献している点なども評価された。
霧が丘高校バスケ部の野宮さん
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