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港北区 政治

公開日:2011.02.24

「認可外保育所も視野に」
区が一次入所結果を受け

 昨年11月〜12月に受け付けられていた、区内認可保育所への2011年4月入所の一次選考。1081人の枠(10年11月1日現在)を上回る申込みがあり、その選考結果が18日(金)に各申込家庭へ発送された。入所保留となった家庭については、3月1日(火)まで二次選考の申込みが受け付けられており、区では「認可外保育所も含めて検討してほしい」としている。



 市内でも最多となる291人の待機児童を数える港北区(10年10月1日現在)。受け入れ枠の増加が求められる中、市の取組みの一つに挙げられるのが「横浜保育室」の増設だ。横浜保育室とは、保育料・保育環境・保育時間など市が独自に設けた基準を満たし、市が認定・助成している認可外保育施設のことで、港北区は現時点で17件と市内でも突出して多い。さらに今春には、新たに4か所の横浜保育室が開所される予定で、112人分の増枠が見込まれている。



今年度初の取組みも



 林市長が「喫緊の課題」と位置づけた待機児童解消の動き。その流れを受け、市が今年度新たに開始した取組みもあった。



 区内でも待機児童の割合が高い日吉、綱島、大倉山。今春、綱島と大倉山には認可保育所の新設が以前から決定していたが、日吉は新たな開所の予定がなかった。そこで市は、エリアを限定した特別募集を今年度初めて実施。市内でも特に受入枠の確保が必要な日吉駅・日吉本町駅周辺など3エリア限定で、横浜保育室開設の希望事業者を募集し、そこで手を挙げたのは今春開所する横浜保育室「スターチス日吉保育園」。区は「ニーズの多様化に対応しながら、引き続き整備を進めたい」としている。

 

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