横浜市人権啓発活動ネットワーク協議会と横浜市教育委員会が主催の「第38回全国中学生人権作文コンテスト横浜市大会」の受賞者がこのほど発表され市立日吉台中学校では3人が入賞した。
同コンテストは次代を担う中学生が、人権問題について作文を書くことを通して人権尊重の重要性について理解を深めることを目的とし、139校、約5万6千編の作品が集まった。
原田君、県で「金」
最優秀賞の一つ「横浜F・マリノス賞」に輝いたのは原田素希君(1年)。県大会でも金賞を受賞したが「まさか取れるとは」と照れ笑い。作文は小5から始めた将棋での礼節をテーマに書き上げた。「勝っても喜び過ぎないのが相手へのマナー」と語る。「今後の対局でも礼儀を大事にしたい」と笑顔を見せた。
栗屋遥さん(2年)は優秀賞を受賞。「嬉しかった!」と満面の笑みで振り返った。作品は、聴覚に障がいのある自身の母親が読唇術を使って子育てをしてきた努力を描いた。母や障がいのことを多くの人に知ってほしいという思いを込めたという。「母のために、もっと手話をできるように頑張りたい」と力強く意気込んだ。
小学生時代の担任教師について書いたのは磯優笑さん(1年)。視覚障がいを個性と捉えて前向きに生きる恩師の姿を描き入賞を果たした。クラスメイトからは称賛されたというが、「もっとうまく書けたはず」とちょっぴり悔しそうな表情も。今後は「(高齢者や障がい者に)席を譲るなどできることを実践していきたい」と微笑んだ。
「3人とも普段から優しくてしっかり者」と語るのは同中学校教諭の氏家弘美さん。「彼らの人柄が今回の結果につながったのでは」と教え子たちの活躍を喜んだ。
なお区内からは新羽中学校の望月美祐さん(3年)も入賞した。
同コンテストの最優秀賞と優秀賞の作文は11月26日以降、横浜市役所のHPで閲覧できる。
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